試験中にメモ書いた紙を持ち込む 非常勤職員を懲戒処分 広島市文化財団

広島市文化財団は5日、常勤職員の採用試験の際、試験問題に関するメモを書いた紙を持ち込んだとして、48歳の非常勤職員を停職6日の懲戒処分にしたと発表しました。

発表によりますと、職員はことし1月に行われた常勤職員採用試験の小論文で、レシートの裏側に試験問題に関するメモを書いて持ち込み、監督官に発見されたということです。

広島市文化財団の聞き取りに対して職員は、「噛んでいたガムを捨てる紙として持ち込んだもので、試験中は見ていない」と説明したということです。

処分の理由として文化財団は、「鉛筆など持ち込みが許可された以外のものを持ち込み、採用試験の公正な執行を妨げた」などとしています。

© 株式会社中国放送