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広島の「サクラの季節」も終盤です。竹原市にあるサクラの巨木をドローンで撮影しました。
竹原市にあるエドヒガンの巨樹「宿根(すくね)の大桜」です。根本から幹が分かれる株立ち状になっています。樹齢は250年以上、高さ16メートル、幅は22メートルで、県内3番目の大きさです。
この場所は、もともと大豆やタバコを栽培する段々畑でした。耕作放棄地となった後は竹が生い茂り、このサクラは長い間、ふもとから見えなくなっていたそうです。
2009年に地元の人たちが周囲を整備し、またその姿を見ることができるようになりました。
宿根の大桜保存会 原隆太郎 さん
「この桜は下から見ることができる。それから上から見ることもできる。桜のまわりに遊歩道を整備しているので、ぜひ楽しんでほしい」
原さんによりますと、ことしは例年より少し早く開花したそうで、すでに散り始めているということです。来年は、夜もサクラを見ることができるようにライトアップにも力を入れたいと話していました。