眼鏡橋×ツツジ 光の共演 30日までライトアップ 諫早公園

ライトアップされた眼鏡橋とツツジ=諫早公園

 長崎県諫早市高城町の諫早公園で今月、国指定重要文化財「眼鏡橋」の夜間ライトアップが始まり、開花したツツジとの共演が訪れた人の目を楽しませている。ライトアップは30日までの午後6時~同10時。
 ツツジの名所で知られる同公園をPRしようと、諫早観光物産コンベンション協会が実施。約30基のライトが石造り二連アーチ橋の眼鏡橋(全長約50メートル)を浮かび上がらせている。周囲のライトと別に、今年は橋の上にも淡い光を放つ照明を置き、演出を工夫した。
 同協会によると、同公園と近くの上山公園にはミヤマキリシマや久留米ツツジ、平戸ツツジなど計約3万本が植栽。ミヤマキリシマと久留米ツツジは今月中旬に、平戸ツツジは同下旬以降、見頃を迎えるという。
 ライトアップに合わせ、諫早公園の歴史や見どころを紹介するマップも初めて作製し、同協会や諫早駅で配布。同協会は「公園内を思い思いに散策し、新緑を楽しんでほしい」と呼びかけている。

© 株式会社長崎新聞社