北・東・西日本 引き続き季節先取り 降水量・日照時間はほぼ平年並み 1か月予報

 

 気象庁は6日(木)、向こう1か月(4/8~5/7)の天候の見通しを発表した。4月中旬にかけて暖かい空気が流れ込みやすいため、向こう1か月の気温は、北・東・西日本で高く、沖縄・奄美で平年並みか高い見込み。沖縄・奄美は低気圧や前線の影響を受けにくいため、向こう1か月の降水量は平年並みか少なくなりそうだ。

高温に関する情報

  向こう2週間も暖かい空気が流れ込みやすく、北・東日本を中心に気温が平年より高い日が続く見込み。特に、北日本や北陸は14日(金)ごろからの5日間ほど、関東甲信~九州北部(山口県を含む)は15日(土)ごろからの5日間ほどは、平年よりかなり高くなる可能性がある。このため気象庁は、これらの地方に「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理に注意するよう呼びかけている。積雪が多い地域は、なだれにも注意が必要だ。

早期天候情報とは

  原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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