第152回九州地区高校野球長崎県大会第9日は8日、長崎市の県営ビッグNスタジアムで準決勝が行われ、大崎、創成館が決勝へ進んだ。大崎は2季ぶり、創成館は7季ぶりの決勝進出。優勝校は九州大会(22~27日・熊本)の出場権を得る。
大崎は九州文化学園に3-2で競り勝った。大崎が2度先行、九州文化学園が追いつく展開で、大崎は同点の七回、川原、宮原の連打と犠打でつくった1死二、三塁の好機に、田丸が決勝の中犠飛を放った。右腕野口惺は2失点で完投。九州文化学園は八回の1死一、三塁を生かせなかった。
創成館は清峰を4-1で退けた。創成館は初回2死一塁から、永本、山下の連続適時打で2点を先行。二回に1点を返されたが、三回に再び山下の適時打、四回に川﨑の左犠飛で1点ずつ加えた。投げては右腕福盛が最速140キロを記録して完投。守備は互いに無失策で好プレーも相次いだ。
最終日は9日、ビッグNで九州文化学園-清峰の3位決定戦(9時30分)、大崎-創成館の決勝(13時)を実施する。