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長崎県雲仙市愛野町の田んぼ道で1日、「愛のハタあげ大会」があり、約100人の愛好家や子どもたちでにぎわった。地元小学生が作ったハタも大空を舞った。
「愛のまち剣舞筝(けんぼうそう)保存会」(大石初藤会長)が、コロナ禍の影響で4年ぶりに開き25回目。「剣舞筝」は下の部分が2本の剣をかたどったハタで、揚げたときに「ビーン」と音を響かせる特徴がある。
3月に市立愛野小を卒業した子どもたちは卒業記念に作ったハタを持ち寄った。春風を受けてハタが揚がると、周囲から拍手が送られた。
大石会長は「ずっと我慢してきて、4年ぶりに開催できとてもうれしい。天気に恵まれハタ揚げ日和で、何もかも皆さんのおかげ。いい風吹いています」と笑顔を見せた。