長崎ラグビーフェス開催 花園王者・東福岡高、静岡県中学選抜を招待 4月15、16日かきどまり

1月中旬の県高校新人大会決勝で熱戦を繰り広げた長崎南山と長崎北陽台。両校のメンバーを中心に県高校選抜を編成した=大村市、県営放虎原ラグビー場

 昨冬の全国高校大会(花園)を制した東福岡高を招いた「第3回長崎ラグビーフェスティバル」が15、16日、長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場などで行われる。16日に静岡県中学選抜-長崎県中学選抜(12時30分)、東福岡高-長崎県高校選抜(14時)の招待試合を実施する。
 長崎県ラグビー協会は1977年から、関東、関西などの社会人、大学、強豪高校を招いた「長崎招待ラグビー」を開催してきたが、コロナ禍の影響で2020年に中断。21年からは規模を縮小して、県内のチームのみの参加でイベントを継続してきた。
 今回は同協会が長年掲げてきた「すべてはこどもたちのために」というスローガンの下、次代を担う中学、高校生をメインにした形式に変更。中学は「長崎県知事杯」、高校は「長崎スコットランドカップ」として実施する。熊本、福岡のチームを招いた成年男女のセブンズ交流戦、県小学新人大会、チャリティーオークションなども同時に行われる。
 2日間とも入場無料。同協会の松本浩理事長は「ようやく県外のチームを招けるようになった。ラグビーの活性化の契機になる。にぎやかに、楽しく開催するので、たくさんの人に来場してほしい」と呼びかけている。

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