バスケットボール男子のBリーグ1部(B1)は9日、川崎市とどろきアリーナなどで11試合を行った。中地区首位攻防の「神奈川ダービー」は川崎が79ー77で競り勝ち、通算成績を33勝17敗とした。2位の横浜BCは30勝20敗となった。
横浜BCは最大21点差から驚異の追い上げもわずか2点及ばず連敗。森井は「勝つか負けるかで全然違うゲーム。主将としてもポイントガードとしても悔しい」と眉間にしわを寄せた。
「勝ち上がるチームは1ポゼッションを大事にしている。そこの弱さを感じた」。紙一重の戦いだっただけにもどかしい。ただ、昨年11月の38点差の大敗から大きな成長を示した2日間だった。
躍進の旗頭となってきた河村が右大腿(だいたい)二頭筋損傷で離脱。大黒柱不在の1カ月間はまさに正念場だ。森井は「厳しい状況だが、一人一人が主役という気持ちをプレーに出せればもっと強いチームになれる」と前を向いた。(とどろきアリーナ)