10日(月)全国で晴れ 昼間は広く20℃超えに

 10日(月)は、全国的に穏やかに晴れる見込み。昼間は、西日本~東北南部にかけて20℃を超える所が多く、北日本では初夏の陽気の所もありそうだ。朝と昼間の気温の差が大きくなるため、重ね着でうまく調整したい。

10日(月)日中の気温上昇 初夏の陽気の所も

 10日(月)は、南からの高気圧に覆われて、全国的に晴れる見込み。朝は放射冷却で北・東日本を中心に氷点下まで下がった所が多くなったが、昼間の気温は、日差しと上空の暖かい空気で、各地で上昇。とくに、北日本では、9日(日)より大幅に高くなりそうだ。予想最高気温は、札幌で18℃、新潟と金沢で20℃、仙台と大阪で21℃、東京と名古屋で22℃で、4月下旬~5月下旬並みになる見込み。1日の中の寒暖の差が大きくなるため、脱ぎ着しやすい服装で調整したい。

今週 天気は周期変化 11日(火)はさらに気温上昇

 今週は、天気は短い周期で変化する見込み。12日(水)は、前線が通過するため、広い範囲で雨が降り、北日本では荒れた天気になるおそれがある。14日(金)~16日(日)も低気圧や前線の影響で、広い範囲で雨が降る見込み。気温は平年より高い日が多く、とくに11日(火)は夏日になる所も。北・東日本の積雪の多い所では、融雪やなだれに注意が必要。

12日(水)は全国で黄砂飛来のおそれ 日本海側は濃くなる所も

 12日(水)は、前線通過後は全国の広い範囲に、中国大陸から黄砂が飛来し、日本海側を中心に濃度が濃くなるおそれがある。

 視程が5㎞となった場合は、交通障害に注意が必要だ。また、車や洗濯物などに砂がついたりするため、呼吸器や循環器に疾患のある人は特に気をつけたい。

(気象予報士・大隅智子)

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