九州高校野球長崎県大会 大崎5季ぶり優勝 創成館に3-2

4安打2失点で完投した大崎の右腕大橋=県営ビッグNスタジアム

 第152回九州地区高校野球長崎県大会最終日は9日、長崎市の県営ビッグNスタジアムで決勝が行われ、大崎が創成館に3-2で競り勝ち、2020年秋以来、5季ぶり4度目の優勝を飾った。大崎は選抜大会に出場した長崎日大、海星とともに九州大会(22~27日・熊本)に臨む。
 大崎は初回、先頭堀江が左中間二塁打を放ち、1死後、中村の右中間適時二塁打で先制すると、川原、宮原、大橋の3連続四死球で1点追加。五回には先頭野口凛の左翼への飛球が敵失を誘って三塁まで進み、堀江の中犠飛で1点を加えた。先発大橋は4安打2失点、8奪三振で完投した。
 創成館は六回2死から反撃した。四球で出塁した中村が二盗を決め、永本の内野安打と悪送球でまず1点。続く山下の左翼フェンス直撃の適時二塁打で1点差に迫ったが、後続を断たれた。
 3位決定戦は清峰が2-1で九州文化学園に逆転勝ちした。
 九州大会は選抜出場4校と各県大会上位の計16校がエントリー。組み合わせ抽選会は13日に行われる。

© 株式会社長崎新聞社