バスケ・B2長崎ヴェルカ 福岡に快勝、佐賀とのゲーム差1.5

【長崎―福岡】第3クオータ2分、ヴェルカの狩俣が3点シュートを決めて39点目=諫早市中央体育館

 バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)第30節第2日は8日、長崎県諫早市中央体育館などで7試合が行われ、西地区2位の長崎ヴェルカは福岡に88-70で快勝した。通算40勝15敗。西地区首位の佐賀が今節、愛媛との2試合に連勝したため、ヴェルカとのゲーム差は「1.5」となっている。
 ヴェルカは第1クオーター終盤、榎田と山本の3点シュートで21-21の同点に追いつき、第2クオーターもボンズ、髙比良の連続得点でリードを広げかけたが、3分足らずでチームファウルとなって攻撃が停滞。逆転を許して36-42で前半を折り返した。
 第3クオーターは再び攻撃が活性化。狩俣が立て続けに3点シュートを成功させると、劣勢だったリバウンドも勝負どころで確保できるようになり、ボンズ、松本、ヘディングらが得点を重ねて64-62と再逆転した。第4クオーターはさらに攻勢を強めて24-8と圧倒。アギラールがスチールからダンクを決めるなど、会場を沸かせるプレーも多かった。
 この日は試合前にエキシビションとして、知的障害者バスケットボール男子の長崎-鹿児島を実施。全国障害者スポーツ大会などでの活躍を目指す選手たちが熱戦を繰り広げた。
 第30節最終日は9日、同体育館などで5試合を実施。ヴェルカは福岡との2戦目に臨む。

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