愛川・中津「水道みち」で菜の花見頃 昨年度のヒマワリに続き、町の人気スポットに

「水道みち」の中央分離帯を彩る菜の花=愛川町中津

 愛川町中津の町道で、かつて横須賀市へ上水道を供給していた「水道みち」の中央分離帯に、黄色い菜の花が咲き誇り、春の暖かな日差しを浴びてそよ風に揺れている。

 運転手や歩行者の目を楽しませ、安らぎを与えようと、同町は昨年度、約400メートルの間に断続的に続く分離帯約2700平方メートルを活用し、花壇「フラワーロード」として整備した。ごみの投げ捨てなどを抑止する効果もあるという。昨年度のヒマワリに続いて、町の職員が菜の花の種をまき、背丈が約1メートルほどに成長した。

 町道路課の担当者は「今週いっぱいが見頃。多くの人に楽しんでほしい。今後も季節の花などを植えて、町の人気スポットの一つになれば」と期待を寄せている。

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