オランダ女子代表、W杯新ユニを発表！青は「女性王族のドレス」

オランダスサッカー協会（KNVB）とキットサプライヤーのNikeは3日、今夏開催される女子ワールドカップ2023に向けたオランダ女子代表の新ユニフォームを発表した。

Netherlands Women's 2023 Nike Home

2023新ホームユニフォームはお馴染みのオレンジを基調に、濃淡でアクセントを付けたデザイン。W杯に向けてNikeがリリースした各国女子代表ユニフォームと比較しても、可愛らしさより力強さを感じさせる。

ホーム・アウェイにそれぞれ明確なコンセプトを有する今回の新ユニフォーム。KNVBの説明によるとホームはかつての男子代表を意識したもので、マルコ・ファン・バステンらの活躍によって欧州を制したEURO1988でのキットデザインを参考にしたという。

2023新アウェイユニフォームは濃淡ブルーで構成する美しいデザイン。エンブレムはホームと異なりホワイトを基調としたオランダ国旗3色（赤、白、青）で彩る。

全体を埋め尽くす幾何学的な模様は、エンブレムの雌ライオンをモダンなスタイルでデザインしたもの。ブルーの中にホワイトを強調するキットカラーはオランダ国旗色をモチーフにしたものだが、同時に女王や女性王族が身にまとっていた“青や白のドレス”に敬意を表したものでもあるという。

新ゴールキーパーユニフォームはグリーンを基調としたデザイン。斜めストライプのようなグラフィックはNike各国の女子GKと共通する。

シャツ、ショーツ、ソックスの組み合わせは、各キット同系色でまとめるスタイルを採用。

前回大会準優勝のオランダは今回のW杯が3大会連続3回目の出場。オーストラリアとニュージーランドを舞台に7月20日から始まる2023大会ではグループEに所属し、アメリカ、ベトナム、ポルトガルと対戦する。