“快調”名古屋グランパス!これぞ誇るべき「歴代最高のユニ」10着

今季の明治安田生命J1リーグで現在2位と好調な名古屋グランパス。

1993年にスタートしたJ元年からの“オリジナル10”だが、その歴史を振り返ると優勝も降格も経験の波乱万丈な30年間だった。

ここでは、そんな名古屋の歴代で「最高にかっこいいユニフォーム」10着をご紹介したい。

2020 ホーム

名古屋グランパス 2020 Mizuno ホーム

選手:マテウス

J1リーグを3位で終えたシーズンのホームキット。コンセプトは『2020年の新たな夜明け、日の出』で、ブラックからレッドへと変わる胸の美しいグラデーションで夜明け・日の出を表現している。パンツとソックスもブラックを採用し、全体的に力強さを感じさせるユニフォームだ。

2017 ホーム

名古屋グランパス 2017 Mizuno ホーム

選手:佐藤寿人

サプライヤーには実に1994-96モデル以来となるMizunoが復活。その最初のユニフォームはグランパスレッドを基調とし、気品あふれるたグレンチェック柄を採用となった。小さな格子の集合体が大きな格子を構成するこのデザインには、個人の力を集結して大きな力を発揮するという意図が込められている。

2016 ホーム

名古屋グランパス 2016 le coq sportif ホーム

選手:ロビン・シモヴィッチ

このシーズンのホームキットには05-06アウェイ以来となる襟が復活。中央に濃淡レッドでストライプをデザインし、更にその上にはクラブのスピリット(魂)とプライド(誇り)を表すイエローとオレンジのダブルストライプを配置。残念ながらJ2降格となったシーズンだったが、ユニデザインは素晴らしい。

2014 スペシャル

名古屋グランパス 2014 le coq sportif テレビ塔60周年記念

選手:田中マルクス闘莉王

「名古屋まちづくり支援事業」の一環で、地元の象徴である名古屋テレビ塔の60周年を記念したデザイン。テレビ塔が照らし出す光をゴールドのキットカラーでイメージしたもので、たまに勘違いされるが名古屋城のシンボル「金のしゃちほこ」の色ではない。この煌びやかなキットはJ1の3試合で着用した。

2013 スペシャル

名古屋グランパス 2013 le coq sportif 20周年記念

選手:玉田圭司

Jリーグ20周年記念で発表したブラック&レッドの特別ユニフォーム。ジグザグのグラフィックが印象的なデザインは、勝利と栄光のシンボルである月桂樹をモチーフにしたものだ。このキットは名古屋と同じ「オリジナル10」である横浜F・マリノス、清水エスパルス、鹿島アントラーズ、浦和レッズとのホームゲームで着用した。

2011-12 アウェイ

名古屋グランパス 2011-12 le coq sportif アウェイ

選手:藤本淳吾

J1王者として臨んだ2011年と、そして翌2012年の2シーズンで使用したアウェイキット。11-12モデルはホーム・アウェイともに胸のV字グラフィックが特徴あるデザインで、どことなくJリーグ元年(1993年)のユニを彷彿とさせる。

2009-10 ホーム

名古屋グランパス 2009-10 le coq sportif ホーム

選手:ジョシュア・ケネディ

2009、2010の2シーズンで使用したホームキットは、シャチが海面から跳び上がる雄大な姿にダイナミックなプレーのイメージを重ね合わせたもの。グラデーションのストライプが独特なデザインだった。2009シーズンはJ1を9位で終えるも、翌2010シーズンは悲願の初優勝。サポーターにとっては忘れることのできない一着である。

2003-04 アウェイ

名古屋グランパス 2003-04 le coq sportif アウェイ

選手:ウェズレイ

2003、2004の2シーズンで使用したアウェイユニフォーム。どちらもJ1を7位で終えている。03-04モデルはホーム・アウェイのどちらも濃淡ストライプデザインを採用し、アウェイはホワイトを基調にライトグレーを組み合せる。配色が絶妙なこのキットは歴代アウェイでも屈指の好デザインではないだろうか。

1995-96 カップアウェイ

名古屋グランパス 1995-96 le coq sportif カップ戦 アウェイ

選手:ドラガン・ストイコビッチ

名古屋のユニフォームを語る上で欠かせないのが1995、96の2シーズンで使用したカップ戦ユニフォーム。95年は天皇杯決勝に進出し、サンフレッチェ広島に3-0で勝利。これがクラブにとって記念すべき初タイトルとなった。

カップ戦モデルはホーム・アウェイどちらもストライプの上に抽象的なグラフィックを重ねる。古き良き90年代を思い出させるデザインだ。

1993 ホーム

名古屋グランパス 1993 Mizuno ホーム

選手:ギャリー・リネカー

「オリジナル10」として93年のJリーグ元年を華々しく飾ったユニフォーム。胸のV字型デザインとチーム名の「Nagoya Grampus Eight」が懐かしい。初期は左胸にエンブレムは無く、マスコットの“グランパスくん”を付けていた。

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2017年にはチーム創立25周年記念として初代ユニフォームを復活させ、実際に試合で着用した。デザインがほぼ“完コピ”なのはサプライヤーが当時と同じMizunoだからこそ成せる業だろう。ちなみに胸ロゴが「Grampus」なのはレプリカのみで、選手用には「TOYOTA」のロゴが付いていた。

今ではレアな懐かしのユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”に戻れるデザインは見ているだけでも楽しいはず!

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