サミット期間 広島駅ビル工事 4日間 中止へ 警備に協力 駅構内のテロ対策も

5月のG7広島サミットの期間中、広島の陸の玄関で進んでいる、“あの大規模工事” が、中止されることがわかりました。

これはJR西日本が決めたもので、広島駅の新しい駅ビルの工事をサミット初日の前日、5月18日朝から21日までの4日間、中止するということです。

警察の警備に協力するとともに、駅構内などでのJR独自のテロ対策に専念することが理由です。2019年の12月に始まった駅ビル工事が4日間中断するのは、年末年始や大型連休以外では初めてだということです。

20階建ての新しい広島駅の駅ビルは再来年2025年春の完成を目指して工事が進んでいます。今は建物の半分ぐらいが組み立てられた状態で、毎日、およそ300人の作業員がビルの鉄骨や外壁、それに床の工事にあたっているということです。

なお工事中止の期間中、広島駅の利用には影響はないということです。

© 株式会社中国放送