11日午前、広島市の川で大学生が乗った1人用のボートが転覆しました。警察は、強風が原因とみています。
ボートが転覆する事故があったのは、広島市西区観音新町の太田川放水路です。
警察と消防によりますと、11日午前11時半ごろ、事故を目撃した大学生から「1人乗りボートが転覆して、南から北に流されている」と通報がありました。
救助艇などが出て、およそ20分後にボートに乗っていた男子大学生を救助したということです。学生にけがはありませんでした。
学生は大学のボート部に所属していて、当時、練習をしていたということです。11日広島市では、瞬間的に15メートルを超えるやや強い風が吹いていて、警察は目撃者の話などから、強風にあおられてボートが転覆したとみて調べています。