通信会社大手のKDDIは、スーパーGT・GT500クラスに参戦するTGR TEAM au TOM’Sを今季2023年も引き続きサポートするが、これに加えて、チームとファンをつなぐ取り組みを開始すると発表した。
2016年シーズンより国内有数のトップチームである“名門”トムスをサポートしているKDDI。坪井翔と宮田莉朋の新コンビが乗り込むau TOM’S GR Supraにて『au』ブランドの訴求を図る同社は、5月3～4日に行われるシーズン第2戦以降、チームとファンの距離を近づけさせる新たな取り組みを実施していく。
その一環として、静岡県の富士スピードウェイで5月に開催される今季第2戦と、8月5～6日に行われる第4戦の計ふたつのラウンドで『au TOM’Sファンシート』が設置されることとなった。
このファンシートでは、ドライバーがファンシート前を通過時にパッシングをしたり、サーキットクイーンがファンシートに訪問し一緒に写真撮影を行ったりと、一体感のある応援サポートが実施されるといい、au TOM’Sファンにはうれしいファンシート限定サイン入りグッズの提供も予定されている。
ふたつめの取り組みとしては、オンラインの活用が挙げられた。KDDIはファンとの密なコミュニケーションを実現するため『au×MOTORSPORT』のホームぺージや、au公式Twitterなどの公式SNSを活用し、毎レースの結果をはじめ、選手紹介やモータースポーツ初心者のためのルール解説など、あらゆる情報提供を行っていくという。
また、2023年シリーズ終了後には昨年12月にも実施されたファンミーティングの開催も、3つめの取り組みとして予定されている。
これらの取り組みの発表に際し、au TOM’S GR Supraの優勝に向けたチーム力強化に向け、ドライバーやメカニックのスキル向上、車体開発に対してDXを活用したサポートにチャレンジしていくとしたKDDIは、「au TOM’Sを応援するファンの皆さまとコミュニティの形成を通じて、チームとファンのつながりを深めていき、『おもしろいほうの未来』を提供していきます」と締めくくっている。
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