福井で男子プロゴルフABEMAツアー第2弾、5月に開催 有観客で観戦無料、高宮千聖ら県勢プロ参戦

2022年の「ジャパン プレーヤーズ チャンピオンシップ チャレンジ」でプレーする高宮千聖=2022年7月、福井県あわら市の越前カントリークラブ(日本ゴルフツアー機構提供)

 男子プロゴルフ下部のABEMAツアー「ジャパン プレーヤーズ チャンピオンシップ チャレンジ」が5月10~12日、福井県あわら市の越前カントリークラブで行われる。昨年に続き、同ゴルフ場関係者らによる実行委員会が誘致。福井県に特化したクラウドファンディング(CF)サービス「ミラカナ」で運営費支援を求めている。締め切りは4月28日。

 大会は「日本ゴルフツアー機構」に参加する選手でつくる「ジャパンゴルフツアー選手会」が2021年から開催している。昨年、福井をゴルフで盛り上げようと実行委が設立され誘致に成功。同年7月にプロ146人、アマチュア4人が出場し行われた。

 今回は152人が出場予定。福井県勢は小木曽喬(福井工業大学出身)、織田信亮(同)、木村太一(福井工大福井高校出身)のほか、昨年大会で優勝し、プロ転向した高宮千聖(福井工業大学3年)が参加予定。高宮は「ディフェンディングチャンピオンとして2連覇し、大会を盛り上げたい」とコメントを寄せている。

 今回は有観客で行う計画で、観戦は無料。プロ選手によるジュニア教室も予定している。実行委メンバーで、同ゴルフ場支配人の池田崇宏さん(39)は「男子プロゴルフは若い選手も多く、迫力のプレーが魅力。多くの人に間近ですごさを体感してほしい」と話している。CFの目標額は500万円。

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 【ミラカナ】福井県に特化したクラウドファンディング(CF)サービス。県内でプロジェクトを始める人の資金調達を応援するプラットフォームとして福井新聞社、福井銀行、福邦銀行が連携。CFのレディーフォー、応援購入サービスのマクアケいずれかを通じて支援・購入を募る。累計支援額は1億7千万円、プロジェクトの達成率は92%(数字は2023年3月末時点)。

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