北朝鮮ミサイル発射、全国瞬時警報システム(Jアラート)で避難を呼び掛けられた時の行動は?

 政府は2023年4月13日、北朝鮮から発射されたミサイルが午前8時ごろ、北海道付近に落下するとして避難を呼びかけた。全国瞬時警報システム(Jアラート)で速報した。弾道ミサイルは発射から10分以内で到達する可能性もある。どう避難すればよいのか、状況に応じた避難行動をまとめた。

 内閣官房国民保護ポータルサイトによると

【屋外にいる場合】 ミサイル着弾時の爆風や破片などの被害を避けるため、近くの建物の中か地下に避難する。

【建物がない場合】 ミサイル着弾時の爆風や破片などによる被害を避けるため、物陰に身を隠すか、地面に伏せて頭部を守る。

【屋内にいる場合】 爆風で壊れた窓ガラスなどで被害を受けないよう、できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動する。

 

 近くにミサイルが落下した場合は、

【屋外にいる場合】 口と鼻をハンカチで覆い、現場から直ちに離れ、密閉性の高い屋内または風上へ避難する。

【屋内にいる場合】 換気扇を止め、窓を閉め、目張りをして室内を密閉する。

 

ミサイル発射警報時の行動

■屋外や木造住宅にいた場合、頑丈な建物や地下に避難する。 ■屋外で周囲に建物がない場合、物陰に身を隠すか、地面に伏せ、頭部を守る。 ■屋内にいる場合、窓から離れ、できれば窓のない部屋に移動する。 (車に乗っていた場合) ■車はガソリンに引火する恐れがある。車を止め、建物や地下に避難する。 ■高速道路など車外に出ると危険な場合、安全な場所に止め、車内で姿勢を低くする。 (近くに着弾した場合) ■屋外では、口と鼻をハンカチで覆い、なるべく早く現場を離れる。 ■密閉性の高い屋内か風上に避難する。 ■屋内では、換気扇を止めたり、窓を閉め目張りをしたりして室内を密閉する。 ※有害な燃料が含まれている可能性があるため。 参照:内閣官房・国民保護ポータルサイト

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