県書道展、応募783点搬入 長崎県美術館で4月18日開幕

次々と会場に運び込まれる県書道展の応募作品=長崎市、県美術館

 18日に開幕する県内最大の書道公募展「第48回県書道展」(長崎新聞社主催)の応募作品が12日、会場の県美術館(長崎市出島町)県民ギャラリーに搬入された。全6部門の応募総数は昨年より47点少ない783点となった。14、15日の審査会で入賞入選作が決まる。
 各部門の応募点数は▽漢字342▽かな220▽近代詩文40▽少字数71▽篆刻(てんこく)23▽前衛87。
 審査は部門別に審査員計47人で行い、入賞146点、入選86点を選出する。入賞作品のうち最高賞の長崎新聞社大賞は、公募審査会員の作品の中から、中央審査員の山中翠谷(すいこく)さん(毎日書道展総務)が6点を選ぶ。
 長崎展は前期が18~23日、中期が25~30日、後期が5月2~7日に県美術館で開催。佐世保展は同25~28日、佐世保市島瀬町の島瀬美術センターで開く。関連企画の高校生作品展示は長崎展の中期と会期を合わせて県美術館で開催する。

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