吉野家の期間限定「親子丼」、今年は卵不足で無し 昨春は400万食売れた期間限定メニュー

牛丼チェーン「吉野家」の店舗

 牛丼チェーンの「吉野家」は4月12日、期間限定メニューとして昨春人気を博した親子丼について、今春は販売を見送ると発表した。鳥インフルエンザ拡大による鶏卵の供給不足のため。代わりに鶏肉とネギを使った「焦がしねぎ焼き鳥丼」を17日午前11時から販売する。

 同社によると、親子丼は昨年4月に取り扱いを始め、約2カ月半で400万食を売り上げた。吉野家の担当者は「本来なら親子丼を提供したかったが、卵の供給不足で他の商品にせざるを得なかった」としている。

 「焦がしねぎ焼き鳥丼」は「並盛」が547円(税込)、「大盛」は734円(同)。7月中旬までの期間限定商品となる。

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 同社はこのほか、ゴールデンウィークに合わせ4月21日から5月7日の間、小学生以下を1人当たり80円引きにする「お子様割」の実施も発表した。

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