新茶シーズンの到来です。静岡市の静岡茶市場で4月13日朝、過去最も早い日程で新茶の初取引が行われました。最高値は1kgあたり120万円と、高値での取引となりました。
静岡茶市場では13日朝、セレモニーが行われ、川勝知事や静岡市の難波新市長のほか、茶業関係者ら約700人が参加しました。2023年は気温の高い気候が続き、茶葉の育ちも順調なことから、過去、最も早い日程での初取引となりました。
最高値で取引されたのは静岡市清水区両河内で栽培された「高嶺の香(たかねのはな)」で、1kgあたり120万円の値がつけられました。
<最高値の新茶を買い取った和田長治商店 和田夏樹社長>
「いい仕入れができたと思います。(お茶が)茶業関係者に納得してもらえる品質でないといけないし、それに見あう金額をつける使命があると思っていたので少し緊張しました」
静岡茶市場では4月下旬頃に新茶のピークを迎えるということです。