全国的に高温 大型連休中は東・西日本など晴れの日多く 気象庁1か月予報

 気象庁は13日(木)、向こう1か月(4/15~5/14)の天候の見通しを発表した。全国的に、南高北低の気圧配置となり、南から暖かい空気が流れ込みやすい見通し。このため、向こう1か月の気温は全国的に高く、特に東・西日本は期間のはじめに、沖縄・奄美は期間の前半にかなり高くなりそうだ。

 また、低気圧や前線の影響を受けやすい時期があり、向こう1か月の降水量は東・西日本で平年並みか多く、日照時間は平年並みか少ない見通し。ただ、大型連休を含む3~4週目(4/29~5/12)は、北日本の太平洋側と東・西日本で、平年と同様に晴れの日が多くなりそうだ。

■高温に関する早期天候情報

 東日本の太平洋側、西日本~沖縄にかけての向こう2週間の気温は、暖かい空気が流れ込みやすいため、平年並みか高い見込み。特に、19日(水)ごろから5日間ほどは、かなり高くなる可能性がある。このため気象庁は、これらの地方に「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理に注意するよう呼びかけている。

■早期天候情報とは
 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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