行き交う人々癒やすオモイガワザクラ 日光で見頃

白とピンクの花を咲かせる赤羽さん方の思川桜

 【日光】小林、農業赤羽初男(あかばはつお)さん(74)方のオモイガワザクラ(思川桜)7本が見頃を迎え、濃いピンクの花が道行く人の心を和ませている。

 桜は約23年前、河川改修で自宅のそばに川ができたことや赤羽さんが「県首都圏農業経営コンクール」で農林水産大臣賞を受賞した記念に、第17回全国都市緑化とちぎフェア「マロニエとちぎ緑花祭2000」の会場で購入したという。

 木の消毒や間引きなど手入れを続けて5年たった頃、7本のうち1本が、濃いピンクの花に交じって白い花も咲かせるようになったという。赤羽さんは「きれいなので、たくさんの人に見てもらえたら」と笑顔で話している。

© 株式会社下野新聞社