高級ブドウ「ピオーネ」の房作りが最盛期 7月出荷に向けて 広島・三次市

広島・三次市で特産のピオーネの房を作る作業が最盛期を迎えています。

三次ピオーネ生産組合では、20戸の組合員がおよそ30ヘクタールでピオーネを作っています。

房作りは、形や大きさをよくするために行われていて、今月のはじめから作業が始まりました。

作業する人
「これが最初の作業だから。(ブドウを)やっぱりきれいにしたいし」

まだ小さな房の先端から3.5センチほどを残すように形を整えていきます。この作業によって、ブドウの実に栄養が十分に行きわたるようになるそうです。

三次ピオーネ生産組合 酒井利春 さん
「(出荷は)ちょっと先なんですけど、毎日、おいしいブドウができるように作業がんばっていきますので、もう少し待っておいていただきたい」

ハウスもののピオーネは、7月10日から店頭に並ぶ予定です。今シーズンは、ハウスと露地合わせておよそ470トンの収穫を見込んでいるということです。

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