西日本豪雨で被災したため、新築移転した広島県三原市にある「コカ・コーラ ボトラーズジャパン」の工場で14日、“体感型” の見学施設がお披露目されました。
14日、三原市 沼田西町の「コカ・コーラ ボトラーズジャパン広島工場」に地元の子どもたちなどが招待され、見学施設オープンのセレモニーが開かれました。
工場は、西日本豪雨で被災した旧本郷工場から3年前に新築移転し、稼動を再開しました。
見学施設も完成していましたが、コロナ禍の影響で一般公開は延期されていました。
コカ・コーラ ボトラーズジャパン 荷堂真紀 執行役員
「『立ち上がる力を持った広島』という所に立つ広島工場に、世界中のみなさんに来てもらいたいなと思っています」
施設内では、コカ・コーラ社の製品や歴史のほか、広島の工場の歩みをパネルや映像などを通して紹介しています。
製造工程の見学エリアには「疑似体感」できるブースが設けられました。
水とシロップが混ざり「コカ・コーラ」の色に変化する様子などが光と音で演出されるほか、炭酸が溶け込む過程を知ることができます。
見学した児童
「楽しかった。ペットボトルにコーラを入れるところがすごかったです」
「いろいろな、コーラについてのことを知れました」
見学は17日から可能で、午前と午後それぞれ50人まで受け入れます。事前の予約が必要で参加費は無料となっています。