福井県敦賀市長選挙は新人対決へ、統一地方選2023後半戦4月16日告示 福井や敦賀、小浜市議会議員選挙の情勢は

 第20回統一地方選の後半戦は4月16日、政令市を除いた88市長選挙、294市議会議員選挙などが告示される。福井県内では敦賀市長選と福井、敦賀、小浜の3市議選が告示。敦賀市長選は元市議の米澤光治氏(55)=同市御名=と、市議の前川和治氏(45)=同市沓見=が立候補を表明しており、無所属新人の一騎打ちの公算となっている。

⇒敦賀市長選挙の立候補予定者が自身の公約で論戦

 3市議選では、福井市(定数32)は現職28人、新人15人の計43人が立候補の意向を示している。敦賀市(同22)は現職14人、元職1人、新人9人の計24人が立候補を予定し、2015年以来の選挙戦となる見込み。小浜市(同17)は、現職11人、元職2人、新人4人の計17人が出馬の意向を示している。ほかに立候補を模索する動きもあるが、選挙戦となるかは微妙な状況だ。

 18日には池田、高浜、おおいの3町議選が告示される。いずれも定数ちょうどの立候補が予想され、無投票となる可能性が高い。

⇒乱戦の福井市議会議員選挙、陣営の得票最低ラインは

 池田町(定数8)は現職5人と新人3人が立候補を予定。高浜町(定数14)は現職12人、元職1人、新人1人の計14人。定数割れが懸念されていたが、進退を明らかにしていなかった現職1人が出馬の意向を示し、定数割れは回避される見通し。おおい町(定数13)は現職10人と新人3人が出馬の準備を進めている。

 投開票は市長選、市議選、町議選ともに23日に行われる。

© 株式会社福井新聞社