岸田総理“襲撃” サミットまで32日…警備態勢は? 広島

15日、岸田総理の遊説先で起きた爆発事件。県警はG7サミットを控え「警備に万全を期していく」としています。

安倍元総理が銃撃されてからわずか9カ月。爆発物が投げ込まれたのは岸田総理が演説する直前のことでした。岸田総理はすぐに避難して無事でしたが、警察官1人がけがをしました。

G7サミットを1カ月後に控えるなかで起きた今回の事件。広島では不安の声もあがっています。

県内在住「(サミットが)何事もなく無事に終わればいいなと(要人が)無事に帰られるといいなと思う」

東京から「いろいろなことが起こりうるというのは(サミットを)やる以上は覚悟しなくちゃいけない時代になってきたのかなとすごく感じる。最近の事件をみると」

岸田総理は事件について捜査と同時に検証が進められるとしサミットへ向けては安全確保を徹底していく考えです。

岸田総理「サミットをはじめ世界各国から要人が集まるこうした日程においては、日本全体として最大限、警備安全に努めていかなければならない。外交日程においても安全を確保できるよう力を尽くしていきたい」

G7広島サミットまであと32日…

安村 恵美記者「こちらの平和公園では警察官が巡回して周辺を念入りにチェックしているようです」

事件を受け県警は人員を増やすなど警備態勢の強化を進めていく方針を明らかにしました。不審者への職務質問を徹底するなど「万全を期していく」としています。

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