二人三脚でロボコン頂点に 岩手大付属中の水上さんと高橋さん

工夫を凝らして製作したロボット(下)を巧みに操縦し、頂点に立った水上優さん(左)と高橋悠月さん

 岩手大付属中の水上優(ゆう)さん(3年)と高橋悠月(ゆづき)さん(2年)は、国内外の小中学生を対象にしたロボットコンテストで優勝した。水上さんは2019年に出場した個人戦に続く2度目の頂点。それぞれが操縦や製作で持ち味を発揮し、二人三脚で頂点に立った。

 子どもの創作活動に関するプロジェクトを企画するVIVIWARE(福岡市、孫泰蔵社長)が主催し、2日に東京都で開催。フィールド内にある缶やボールを5分間で指定された場所に運び、点数を競う。高台や坂の上などは点数が高く、会場の特徴に合ったロボット作りと操縦技術が試される。

 2人は約3カ月かけてロボットを製作。操縦しやすいようにシンプルなデザインにし、着脱可能なパーツを取り付けた。高橋さんが手先の器用さを生かして本体やプログラミングの設計に尽力。滝沢市下鵜飼のビッグルーフ滝沢(沼崎真吾施設長)で練習を重ねた。

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