近年、企業などがランサムウェアを仕込まれ、身代金を要求されるサイバーテロが問題になってきた。
『AD』などによれば、オランダサッカー協会もターゲットにされたという。
ロシアの悪名高きハッカー集団「LockBit」が関与しているようで、身代金を支払わなかった場合には、機密文書を公開すると脅迫されているようだ。
係争中の事件に関する内部文書、運営や商業関連の詳細な情報などを盗み取られた可能性がある模様。盗まれたとされる情報のスクリーンショットが「LockBit」のサイト上で流布されている。
サイバーセキュリティの専門家は「ハッタリではない組織だ。オランダサッカー協会は非常に深刻に受け止めなければならない。できるだけ早く請求者と交渉を開始したほうがいい。そうしなければ、その結果は計り知れない。オランダサッカー協会にとって悪夢だ」と警告している。
すでにオランダサッカー協会は警察に被害届を提出しているが、広報担当は詳しいコメントは避けた。
