海外クルーズ船乗客で31人のコロナ感染を確認 15日、石垣港着の検疫

 沖縄県は17日、新たに64人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。年代別では40代が13人と最も多く、続いて50代12人、30代7人だった。

 入院患者は47人で重症者は0人。県全体の病床使用率は7.3%で、圏域別では本島8.6%、宮古1.5%、八重山0%だった。

 施設内感染などで県が支援に入っている社会福祉施設は高齢者施設7カ所で、施設内療養者は12人だった。

 また厚生労働省は16日、海外からクルーズ船で15日に石垣に到着した乗客について、検疫で新型コロナウイルスの患者28人と、無症状病原体保有者が3人確認されたと発表した。

 県はクルーズ船の感染者が、県発表の陽性者に含まれているかは公表していない。

 (新垣若菜)

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