イズミ決算 行動制限の緩和で消費回復 売り上げ増

流通大手イズミは、ことし2月までの1年間の決算を発表しました。売上高は前年より増加しましたが、純利益は減少しました。

イズミによりますと、去年3月からことし2月までの通期の連結決算は売上高が4601億円でした。今年度から変わった会計基準の適用前で比べると、前年比で3.5%増加しています。

新型コロナウイルスによる行動制限が緩和され、消費が活発化したことが大きな要因だということです。

一方で、店舗の運営にかかる電気料金が値上がりしたことで、最終的なもうけとなる純利益は前年から1600万円減の231億8800万円でした。

イズミ 山西泰明 社長
「2~3年間、買い控えでニーズがなかった中で3年分のお買い物をしていただいている」

イズミは、ことし、「ゆめテラス祇園」など3店舗を新たに開店する予定で、今期の業績予想は増収を見込んでいます。

© 株式会社中国放送