レッドソックスがタイブレークを制し逆転サヨナラ勝利 吉田はノーヒット

【ツインズ4-5×レッドソックス】延長10回タイブレーク@フェンウェイ・パーク

レッドソックスはタイブレークに突入した10回表に2点の勝ち越しを許したものの、10回裏にリース・マグワイアのタイムリーで同点とすると、アレックス・バードゥーゴのタイムリーでサヨナラ勝利。5対4でツインズとの3連戦初戦を制した。レッドソックス4番手のジョン・シュライバーが1勝目(0敗)をマークし、ツインズ6番手のジョバニ・モランに1敗目(0勝)が記録されている。

レッドソックスは1回裏にラファエル・デバースのタイムリーで先制に成功。しかしその後は打線が沈黙し、5回表に同点を許すと、7回表にはマックス・ケプラーに2号ソロを浴びてしまい、1対2と追いかける展開となってしまう。それでもレッドソックスは8回裏にヒットとエラーでチャンスを作ると、ジャレン・デュランの内野ゴロで3塁ランナーが生還し同点に成功した。

試合はそのまま延長タイブレークに突入。10回表、ツインズは2四死球でチャンスを広げると、犠牲フライと内野ゴロ間の得点で2点を勝ち越し、勝利目前まで迫った。それでもホームのレッドソックスが粘りを見せる。振り逃げ、四球とラッキーな形で無死満塁のチャンスを作ると、マグワイアが同点タイムリー。その後満塁のチャンスでロブ・レフスナイダーが併殺に倒れ、一度は流れが途切れたかに思われたが、最後はバードゥーゴがライト線ギリギリへフェンス直撃のタイムリーを放つと、ツインズのチャレンジによるリプレイ検証の結果これが認められ、レッドソックスが逆転サヨナラ勝利を収めた。

レッドソックスの吉田正尚は「4番・左翼」でスタメン出場したものの、セカンドゴロ、センターフライ、レフトフライ、ピッチャーゴロ、サードゴロで5打数ノーヒットで4試合連続ヒットなしの結果に終わってしまった。この日も内野ゴロ3つで、トータルでもフライアウトに対してゴロアウトが3倍近く記録されているなど打球が上がっておらず、メジャーの投手相手に苦しい時間が続いている。今季の成績は打率.167、OPS.560となった。

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