カージナルスが反撃及ばずDバックスに連敗 ヌートバーは3出塁1打点

【ダイヤモンドバックス8-7カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

カージナルスは1点リードの4回表にガブリエル・モレノの1号3ランを浴びるなど7安打で6得点を許してしまい、7対8でダイヤモンドバックスに敗北。最後は追い上げたものの、本拠地で無念の連敗を喫してしまった。ダイヤモンドバックス2番手のカイル・ネルソンが3勝目(0敗)をマークし、7番手のミゲル・カストロが1セーブ目を記録。カージナルス先発のジョーダン・モンゴメリーは2敗目(2勝)を喫している。

カージナルスは1回裏にポール・ゴールドシュミットの2号ソロで先制すると、2回裏にもラーズ・ヌートバーのタイムリー内野安打で2対0とリード。しかしここから先発のモンゴメリーが好調ダイヤモンドバックス打線に捕まってしまう。ダイヤモンドバックスは3回表にジョシュ・ロハスのタイムリーで1点を返すと、4回表には先頭から連打で猛攻。クリスチャン・ウォーカーのタイムリー二塁打で同点とすると、ニック・アーメッドのタイムリーで勝ち越しに成功。さらにモレノが3ランを放ち、この回6得点で一気にカージナルスを追い込んだ。

しかし本拠地のカージナルスも粘りを見せる。両チーム1点ずつを追加し3対8で迎えた7回裏に、ウィルソン・コントレラスが移籍後初ホームランとなる1号ソロを放つと、9回裏には内野ゴロ間の得点とコントレラスの2打席連続となる2号2ランで1点差まで追い上げる。しかし、この場面で登板したカストロに後続を封じられ、反撃及ばず力尽きた。

カージナルスのヌートバーは「1番・右翼」でスタメン出場し、ファーストゴロ、タイムリー内野安打、四球、空振り三振、四球で3打数1安打1打点。満塁のチャンスで三振に倒れた第4打席こそ悔やまれるものの、3出塁をマークし、最後の打席では四球で反撃を呼び込むなど持ち前の選球眼で1番打者の役割を果たした。今季の成績は打率.231、1本塁打、3打点、出塁率.565 OPS1.027と上々の数字をキープしている。

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