G7広島サミットまで1か月 「万全の態勢で」知事 交通規制や休校に理解求める

G7広島サミットまであと1か月となりました。広島県の 湯崎英彦 知事は、警備の強化や交通規制の周知を徹底し、「万全の態勢で受け入れられるよう、準備を進めている」と話しました。

広島県 湯崎英彦 知事
「サミットで一番大事なのは安心安全な開催。各国首脳を万全な態勢で受け入れられるよう準備をしている」

来月19日から始まる広島サミットの期間中、県などは広島市中心部の交通規制に伴って住民や事業者に交通量の削減を求めています。湯崎知事は、マイカー利用を控えたり、荷物の配送時期をずらしたりして協力を求めるとともに、休業や休校の対応などにも理解を求めました。

湯崎知事
「通勤・通学方法を変えたり、イベントを延期したり、企業活動を休止したり、大きな負担かけると思う。たいへん心苦しいが、安全確保のための規制。やむをえない」

また、和歌山市で岸田総理の演説会場に爆発物が投げ込まれた事件を受けて、次のように述べました。

湯崎知事
「(和歌山のように)接近できるようなことにならないと理解しているので、だからといって落とし穴がないとは限らない。そういうところはあらためてしっかりつぶしていただくよう、われわれは期待している」

湯崎知事は、「警察当局がより一層の警備強化を図る」という認識を示しました。

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