海保が「警備本部」 G7広島サミットまで1か月 海の警戒も本格化

第6管区海上保安本部は、19日から「海上警備本部」を設置し、サミットに向けた「海の警戒」も本格化します。

海上での警備を担当する第6管区海上保安本部は、サミットを1か月後に控え、「G7サミット海上警備・警護本部」を設置しました。

橋本昌典 本部長は、集まった幹部たちに「テロ警戒施設の不審な事象の早期発見をさらに強化するなど、すきのない海上警備体制を構築しなければならない」と指示しました。

第6管区海上保安本部 橋本昌典 本部長
「先般、岸田総理の演説会場での爆発事件を踏まえれば、要人の安全確保に関して的確に対応しなければなりません」

これまでは不審な船への対応などを想定した海上警備の訓練を重ねてきましたが、今後は全国から集まった船艇が警戒に当たるなど、より実践的な警備を実行に移していくということです。

© 株式会社中国放送