「海の女王」と称される大型クルーズ船「クイーン・エリザベス」(9万900トン、QE)を運航する英海運会社「キュナード・ライン」の客船の横浜寄港100周年を祝う記念セレモニーが19日、横浜市中区の横浜市役所1階アトリウムで行われた。同日早朝には、QEが4年ぶりに大黒ふ頭客船ターミナル(同市鶴見区)に入港した。
セレモニーは、同社と市が共同で実施した。
登壇した同社のマット・グリーヴス担当副社長は「この100年間、横浜でキュナードの客船を歓迎してくださった地域の皆さまに心から感謝したい」とあいさつ。山中竹春市長は4年後に開かれる国際園芸博覧会(花博)を念頭に「クルーズ船でお越しいただいた皆さまが楽しめるよう努力していく」と意気込んだ。