横須賀の味、海軍カレーが全国へ 21日からセブン-イレブンで販売 初のご飯付き弁当

21日からセブン─イレブンで販売される「横須賀の味 よこすか海軍カレー」

 横須賀市のご当地グルメ「よこすか海軍カレー」が弁当として、21日から全国のセブン-イレブンで販売されることになった。全国を対象にご飯付きの弁当で販売されるのは初めて。商品化を審査・許可した「カレーの街よこすか事業者部会」の鈴木孝博部会長は「まさに地元横須賀の味」と太鼓判を押している。

 よこすか海軍カレーは、明治時代の旧海軍・軍隊食レシピ(海軍割烹(かっぽう)術参考書)を守ってタマネギ、ニンジン、ジャガイモ、鶏肉か牛肉の4種類の具材とルーに炒めた小麦粉とカレー粉を使う。海軍のカレーは日本のカレー文化の原点の一つとされ、軍港として発展してきた同市内ではレシピを守った各店によって工夫を凝らした味が提供されている。

 セブン-イレブン・ジャパンは伝統のレシピを守った上で、あめ色に炒めたタマネギ、野菜のすりおろし、炒めたトマトなどを入れ、小麦とスパイスの香りを楽しめる味に仕上げた。

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