「音鉄」“推し”の新幹線車内メロディーは…1位は北陸新幹線で流れる谷村新司さん制作曲【鉄ちゃんの○○3選】

半澤鈴之介さん
(写真はJR西日本提供)
(写真はJR九州提供)
(写真はJR東海提供)

 “鉄ちゃん”が鉄道の魅力を語るこのコーナー。今回は、この春から大学で音楽を学んでいる「音鉄」の半澤鈴之介さん(19)=福井県坂井市出身=に、新幹線車内で流れるメロディーのお気に入りベスト3を決めてもらった。半澤さんは、中学1年の時から鉄道を巡る一人旅をしていた強者。半澤さんが車内メロディーを“耳コピ”して演奏する動画がこの記事の下にあります。

【1位】北陸新幹線 谷村新司さん「北陸ロマン」

 JR西日本のW7系の車内メロディー。谷村新司さんが制作した曲で、特急サンダーバードでも流れている北陸を代表する曲。開業時は「いい日旅立ち・西へ」が使用されていたが、2015年10月から順次こちらに変更された。

【1位ココにも注目!】

 北陸新幹線はJR西日本とJR東日本の車両があり、北陸ロマンが流れるのはJR西の車両だけ。見分け方は、先頭車両と後尾車両にある大きな「7」のロゴの下に「WEST」とあるとJR西、「EAST」とあるとJR東の車両。

【2位】九州新幹線 向谷実さん

 車両デザインで有名な、水戸岡鋭治さんが手掛けた車両が多いJR九州。車内メロディーもひと味違って、フュージョンバンド「カシオペア」の元キーボード向谷実さんの曲(タイトルなし)が使われている。華やかな曲調で“一日の始まり”を想像できる曲。

【3位】東海道新幹線 TOKIO「AMBITIOUS JAPAN!」

 世界一有名な新幹線といっても過言ではない東海道新幹線。現在流れているのは人気グループTOKIOの曲で、20年にわたって使用されてきた。今夏ごろには、音楽家岩崎太整さんが作曲した「会いにいこう」に変更される。

 

© 株式会社福井新聞社