強盗殺人未遂の疑いで逮捕の2人を強盗傷害罪で起訴 残る2人も東京の事件に関与と特定 広島・西区

去年12月、広島市西区の店舗兼住宅で起きた強盗事件で、強盗殺人未遂の疑いで逮捕された2人について、広島地検は強盗傷害などの罪で起訴しました。

強盗傷害と住居侵入の罪で起訴されたのは、住所不定の会社経営 真栄城健 被告(31)と、大阪市の無職 西本佑聖 被告(23)です。

起訴状などによりますと、2人は他の数人と共謀し、去年12月21日、広島市西区の時計等販売買取専門店の店舗兼住宅に、宅配業者を装って押し入り、ここに住む男性の頭を工具のようなもので殴るなどしたうえ、両手首等をガムテープや結束バンドで縛るなど暴行。男性の両親にもけがをさせたほか、現金約250万円と腕時計など約137点(約2440万円相当)を奪ったとされています。

男性は意識障害を伴う脳挫傷などのけがをしました。

地検は2人の認否について、明らかにしていません。

警察は、この事件の実行犯を8人とみていますが、これまでに4人が強盗傷害と住居侵入の罪で起訴されていて、起訴されたのはこれで合わせて6人となりました。

残る2人について警察は、東京の事件で逮捕・起訴された2人と特定していて、必要な捜査などが終わりしだい、広島に身柄を移して逮捕する方針です。

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