カージナルスが大量得点で被スイープ回避 ヌートバーは休養

【ダイヤモンドバックス5-14カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

カージナルスは初回に3点を先制すると、同点を許した直後の3回裏にはトミー・エドマンの2号3ランなどで4点を追加。その後も打線の勢いは止まらず、5回裏に3点、6回裏にも4点を奪うなど計13安打14得点の猛攻を見せて、ダイヤモンドバックスに14対5で快勝。本拠地での被スイープを回避した。カージナルス先発のジェイク・ウッドフォードに1勝目(2敗)が記録され、ダイヤモンドバックス先発のマディソン・バムガーナーは3敗目(0勝)を喫している。なお、カージナルスのラーズ・ヌートバーは休養が与えられ、この日の試合には出場しなかった。

カージナルスは1回表にエドマンとディラン・カールソンの連続二塁打で先制すると、相手エラーとウィルソン・コントレラスのタイムリー二塁打で3点をリード。しかし、2回表にアレックス・トーマスの1号2ランを浴びると、3回表には犠牲フライで同点と、先発投手が今日も不安定さを見せた。それでもカージナルスは打線が奮闘。3回裏にジョーダン・ウォーカーのタイムリーで勝ち越すと、エドマンが3ランを放ち7対3と再びリード。5回裏にはエドマンとカールソンの連続タイムリーで3得点、6回裏にはノーラン・ゴーマンが5号満塁弾を放つなど打線が繋がり、ダイヤモンドバックスを大きく突き放した。

カージナルスは3連戦を1勝2敗と負け越したものの、3試合で24得点と打線は活発。ポール・ゴールドシュミット、ノーラン・アレナード、コントレラスの実績十分な中軸だけでなく、ルーキーのウォーカーや満塁弾のゴーマンなど脇を支える若手の活躍も目立つ。投手陣は苦戦が続いているものの、この日はベテラン右腕のアダム・ウェインライトがAAの試合でリハビリ登板をこなすなど、復帰に向けて順調な調整を見せているのは好材料。過去12年で9回のプレーオフ進出を誇る名門チームがここから巻き返しを図る。

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