「笑顔と元気届ける」 ブレックスとフタバ食品 小学校でバスケ教室など開催

共同プロジェクトを発表したフタバ食品の斎藤社長(右)と栃木ブレックスの藤本社長

 【宇都宮】人気氷菓「サクレ」などを製造するフタバ食品(一条4丁目)と、バスケットボールB1宇都宮ブレックスを運営する栃木ブレックス(駒生2丁目)は19日、地域貢献共同プロジェクトを始めたと発表した。小学校でバスケットボールやチアダンスの教室を開催し、アイスについての知識も紹介する。

 子どもたちに運動や食の楽しさを伝えようと、両社が連携。ブレックスが持続可能な開発目標(SDGs)に取り組むプロジェクト「BREX with(ブレックス ウィズ)」にフタバ食品が参画した。

 希望する小学校でバスケやチアダンスの教室を開き、ブレックスのコーチらが指南する。児童たちには、アイスクリームの作り方や栄養素を紹介するプリントも、オリジナルの紙製ファイルに入れて配布される。

 教室開催を希望する学校は、栃木ブレックスに申し込む。5月ごろから年間30~35回程度実施する予定。

 この日、県庁で記者発表会が開かれた。フタバ食品の斎藤貞大(さいとうさだお)社長は「子どもたちの心身の健康を応援したい」、栃木ブレックスの藤本光正(ふじもとみつまさ)社長は「笑顔と元気を届けられればいい」と話した。

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