アルパカがやってくる りんどう湖ファミリー牧場が子ども向けに出張サービス開始

那須高原りんどう湖ファミリー牧場で飼育されているアルパカ=那須町

 「那須高原りんどう湖ファミリー牧場」を運営する那須興業(那須町高久丙、木村亮一社長)は20日までに、園児や小学校低学年の児童を対象に有料で出張授業サービスを提供する「アルパカ授業」を始めた。

 アルパカと楽しく触れ合いながら、子どもたちに生物の多様性や地球環境について関心を持ってもらい、命を大切にする心などを育む機会を提供する。

 同牧場は、今年3月に閉園した那須町の「那須アルパカ牧場」からアルパカ177頭の飼育を引き受け、今月末までに全頭の“引っ越し”を進めている。

 アルパカ授業は、同牧場で飼育を担当するスタッフが、アルパカ2頭を連れて希望する幼稚園や保育園、小学校を訪問。アルパカの特徴や習性、生息地域などを解説する。

 出張対象エリアは本県をはじめ、茨城、群馬、福島の隣県や都内など同牧場から車で2時間半以内の場所。料金は1回20万円。

 

那須高原りんどう湖ファミリー牧場に“引っ越し”したアルパカ=那須町
那須高原りんどう湖ファミリー牧場に引っ越してきたアルパカ=那須町

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