朝は濃霧で市街地も見通し悪化 一方で昼間は7月並みの暑さ 加計29.4℃で真夏日目前に

20日朝の広島県内は、広い範囲で霧が発生しました。広島市中区では水平方向の見通しが一時、90メートル(午前6時)まで悪化。広島市中心部の市街地もすっぽりと霧に包まれる光景が見られました。

地表付近には、きのう(19日)、雷雨をもたらした暖かく湿った空気が多少残っていた影響もあり、沿岸部や内陸部の広い範囲で霧が発生しました。

一方で、霧が解消して日差しが戻ると気温が大きく上昇しました。安芸太田町加計では29.4℃と7月上旬並みの暑さとなったほか、各地で25℃を超える夏日となり、ことし一番の暑さとなっています。

広島県内 各地の最高気温(午後4時まで)
安芸太田町加計29.4℃、三次市28.3℃、庄原市27.8℃、北広島町大朝・世羅町27.1℃、安佐北区三入・府中市27.0℃、廿日市市津田26.4℃、広島市中区26.1℃、東広島市25.9℃、庄原市高野25.8℃、呉市24.8℃、福山市22.2℃

きょうは初夏の暑さとなった県内ですが、この先は気温のアップダウンが大きくなるため注意が必要です。今週は平年より気温が高めなものの、来週前半は強い “寒の戻り” となり、寒くなる予想です。

来週25日(火)の広島市中区の最高気温は13℃と3月上旬並みまでしか上がらない予想です。雨も降る予報でつめたい雨となり、まだ厚手の上着が必要かもしれません。この先の1週間は寒暖差が非常に大きくなります。体調管理には十分ご注意ください。

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