きょう(金)の天気 広く晴れて太平洋側を中心に気温上昇 30℃近い暑さの所も 沖縄・奄美は土砂災害などに注意

21日(金)天気と最高気温

 きょう21日(金)は晴れる所が多く、太平洋側を中心に汗ばむ陽気が続きそうだ。特に東日本の内陸部や九州で気温が高く、30℃近くの暑さになる所もある見込み。 

 一方、沖縄や奄美では4月としては記録的な大雨になっている所があり、雨が止んでもしばらくは土砂災害などに注意が必要となる。

■沖縄・奄美は4月としては記録的な大雨 

21日(金)午前3時 天気図/午前9時 雨雲の予想

 沖縄や奄美では、前線の影響で4月としては記録的な雨量になっている所がある。 

 大雨のピークは過ぎているが、午前中はまだ雨の降る所がありそうだ。雨が止んでもしばらくは土砂災害や低地の浸水などに注意が必要となる。 

 また、きょうは九州南部にも雨雲がかかり、こちらは午後にかけて雨が降りやすい見込み。

■本州付近は広く晴れ

21日(金)朝〜夜 天気分布予想

 そのほかは日中を中心に晴れる所が多くなりそうだ。 

 北陸など日本海側では午前中、一部でにわか雨の可能性があるが、大きな崩れはない見込み。ただ、関東は晴れたり曇ったりと変わりやすい天気で、夜は雨の降る所がありそうだ。 

 また、北海道など北日本では風が強く吹くため、強風や高波に注意が必要となる。

■東日本の内陸部や九州で暑い

21日(金)予想最高気温/午後2時 気温分布予想

 日中の気温は、きのうと比べると日本海側では大幅に低くなる所が多い見通し。 

 ただ、太平洋側を中心に25℃前後まで上がって、汗ばむ陽気が続きそうだ。特に気温が上がりそうなのが東日本の内陸部や九州で、予想最高気温は飯田(長野県)、甲府、熊本で29℃と真夏日に迫る暑さとなる見込み。また、前橋、名古屋、岐阜、長崎、佐賀などでも28℃まで上がって半袖の陽気になりそうだ。 

 まだ、暑さに慣れていない時季であるため、熱中症には十分、気をつけたい。

(気象予報士・多胡安那)

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