ジャパン・バスケットボールリーグは4月20日、B3リーグ理事会を開き、「福井ブローウィンズ」の2023―24シーズン（23年度）からのリーグ入会を承認した。これを受けて、福井県内初のプロチームのB3リーグ参戦が正式に決まった。入会は7月1日から。
福井ブローウィンズの湯本眞士代表取締役は入会が決まり「大変うれしく思う。ここまで支えて下さった多くのみなさまとこの瞬間を迎えられたことに感謝を申し上げたい」とコメント。さらに「福井のみなさまにプロスポーツの迫力や魅力を身近で味わっていただき、熱狂していただく機会を得られたことはこの上ない喜び」とした。
10月ごろの開幕に向けてチームは選手の編成などを進めており、湯本代表取締役は「開幕が待ち遠しくてたまらない。試合を通して、心が豊かになる瞬間を提供できるようスタッフ一同精進してまいりたい」と意気込んだ。
チームは2025年に最短でのBリーグ1部（B1）昇格を目標に掲げる。ヘッドコーチや選手らの新体制発表会は7月に予定されている。
県内のBリーグ参入をめぐっては、昨年5月に株式会社が設立された。同7月にB3への参加資格を申請し、同9月には1次審査に合格。今月13日には公式試合参加資格の最終審査に合格していた。
福井と同じく新規参入を目指していた徳島ガンバロウズも承認された。
