新1年生が安全な横断歩道の渡り方学ぶ 芳賀南小で交通安全教室

警察官の講話に耳を傾ける児童たち

 【芳賀】小学校へ入学したばかりの新1年生の交通事故防止を図ろうと、真岡署などは19日、交通安全教室を芳賀南小で開いた。1年生22人と授業参観に訪れた保護者が参加し、横断歩道の渡り方を体験できるシミュレーターを使ったり、署員の講話を聞いたりして安全意識を高めた。

 10~19日の「新入学児童等交通安全活動強化期間」に合わせた取り組み。

 講話では、署員が道路に飛び出さないことや歩行者用信号機の見方などを指導し、保護者には子どもの見本となるよう交通ルールを順守するよう求めた。

 シミュレーター体験では教室に用意されたモニターに信号機のない横断歩道が映し出され、参加者はモニターの前に立って安全な横断歩道の渡り方を学んだ。

 参加した手塚英樹(てつかひでき)君(6)は「車に気を付けて道路を横断したい」と話した。

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