メッツの主砲アロンソが4打点の活躍 千賀は援護に恵まれて3勝目

【メッツ9-4ジャイアンツ】@オラクル・パーク

メッツは主砲ピート・アロンソが9号先制2ランを含む4打点を叩き出す活躍を見せ、ジャイアンツに9対4で勝利。アロンソは通算155本塁打で球団史上単独5位、通算399打点でラスティ・スタウブと並ぶ球団史上13位タイに浮上した。メッツ先発の千賀滉大は5回裏に一挙4失点と崩れたものの、打線の援護に恵まれて3勝目(0敗、防御率4.29)をマーク。ジャイアンツ先発のショーン・マナイアは4回途中4安打5失点でノックアウトされ、今季初黒星(0勝)を喫した。

メッツは4回表にアロンソの9号2ラン、エデュアルド・エスコバーの2号2ラン、ブランドン・ニモのタイムリー二塁打で一挙5点を先制。5回裏に千賀がブレイク・セイボルの1号ソロ、ラモンテ・ウェイドJr.の2号ソロ、マイク・ヤストレムスキーのタイムリー、さらに自身の暴投も重なって合計4点を失ったが、6回表にジェフ・マクニールの1号ソロですぐさま突き放し、7回表にはアロンソの2点タイムリーとマクニールのタイムリーで3点を追加してダメ押しした。

千賀は最初の2イニングを走者を出しながらも無失点に抑え、3回裏は三者凡退。4回裏もヒット1本だけで無失点に抑えたが、5回裏先頭のセイボルに被弾したところからリズムを崩した。一死後にウェイドJr.にも被弾し、2つの四球で1・2塁のピンチ。なんとか二死までこぎつけたものの、ヤストレムスキーにタイムリーを許し、さらに自身の暴投で4点目を献上した。85球で5イニングを投げ抜いたが、被安打5、奪三振4、与四球4、失点4と不満の残る内容。次回登板に向けて課題を残した。

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