「現代サッカー界最強のデンベレ」5名

サッカー界のみならず、人物の名前というのは話題になるもの。日本でも田中や鈴木などの名字は多く、何人もの選手が同じリーグで戦っている。

今回は、サッカー界でプレーしている「最強のデンベレ」を5名選んでみたぞ。

5位:カラモコ・デンベレ

クラブ:ブレスト

デンベレという名前はフランスやベルギーに多いが、彼はコートジボワールの両親の下ロンドンで生まれたイギリス人である。2013年にセルティックの下部組織に加入し、なんと13歳でU-20のチームにデビューしたというスペシャルな天才であった。

ただ15歳でプロ契約を結んでからはなかなかトップチームでプレーすることはできず、所属した4年間でわずか8試合1ゴールという成績に。20歳になった今季はフランス・リーグアンのブレストに加入し、ここまで14試合に出場している。

4位:マハマドゥ・デンベレ

クラブ:RFCセラン

現在ベルギー1部のRFCセランでプレーしている24歳のデンベレだ。もともとはパリ・サンジェルマンのユースでプレーしていたが、2017年にレッドブル・ザルツブルクに引き抜かれ、リザーブのリーフェリンクでもプレー。そのため南野拓実と奥川雅也とはチームメイトであった。

2019年にはフランスリーグのトロワへ移籍し、今季からRFCセランへと加入した。フランスU-21代表の経験も持っている大型センターバックで、ボランチやサイドバックもこなすユーティリティ性も持っている。

3位:シリキ・デンベレ

クラブ:オセール

実はカラモコ・デンベレの兄に当たる26歳のアタッカーだ。彼は弟と違ってコートジボワールで生まれており、スコットランド育ち。若くして才能を認めえられナイキ・アカデミーで学び、それからイングランドの下部リーグでプレーした。

ピーターボロ・ユナイテッドでの活躍から昨年1月にボーンマスへ引き抜かれたが、今年プレミアリーグであまり出番が与えられなかったためにオセールへとローン移籍した。

2位:ムサ・デンベレ

クラブ:リヨン

今2番目に素晴らしいデンベレとなったのが、リヨンでプレーする26歳のFWムサ・デンベレだ。パリ・サンジェルマンの下部組織で育ったものの、若くしてイングランドに渡り、フラムのアカデミーからトップへ昇格した。

飛躍のきっかけになったのは2016年、セルティックへとフリーで移籍したときだ。スコットランドでいきなりエースストライカーに定着しゴールを量産、世界屈指の若手FWとして名を上げた。2018年にリヨンへ移籍し、2021年にはアトレティコ・マドリーに貸し出されたことも。

1位:ウスマヌ・デンベレ

クラブ:バルセロナ

そして今最強のデンベレはもちろんバルセロナのウスマヌ・デンベレだ。レンヌで若くして大ブレイクを果たし、その後ボルシア・ドルトムントで名を上げ、1億ユーロ以上の移籍金で買われていった。

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スペインでは度重なる怪我のためになかなか力を発揮しなかったものの、チャビ・エルナンデス監督の下でようやく復活。今季はまた怪我からの回復が遅れるという状況になっているが、シーズン終了までには戻ってこられそうだ。

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