ショットの安定欠き流れつかめず 2オーバー73位発進の笹生優花

ショットが安定せず(撮影/村上航)

◇米国女子メジャー◇シェブロン選手権 初日(20日)◇ザ・クラブatカールストン・ウッズ ジャック・ニクラスシグネチャーC (テキサス州)◇6884yd(パー72)

2021年「全米女子オープン」覇者の笹生優花は3バーディ、5ボギーの「74」で73位と出遅れた。

アウトスタートから2番で3m、3番で1.5mと微妙な距離のパーパットを沈めたが、6番から3連続でボギーが先行。後半は13、14番で連続バーディを奪ったものの、15、17番(パー3)でアプローチを寄せきれずにボギー。最終18番(パー5)で2.5mを決めて、2オーバーとした。

パープレーが続いた前半アウトはボギーが先行して3オーバーで折り返し(撮影/村上航)

この日のフェアウェイキープ率は64.3%(9/14)、パーオン率は55.6%(10/18)。ドライバーショットを左に大きく曲げる場面があり、風の難しさも重なってプレーの安定感を欠く一日となった。

2023年メジャー初戦、予選通過を目指す(撮影/村上航)

開幕前に「グリーンもティショットも難しい。メジャーなので全体的にうまくプレーしないといけない」と話していたが、この日のホールアウト後は「コースが長いので、できる限りドライバーを打っていかないといけない。全体的に調整して、予選通過できるよう、楽しくゴルフができるようにしたい」。まずは予選通過に向けて、気持ちを切り替えた。

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